『牧のうどん』の有名裏メニュー「雑炊」
福岡デイズ、糸島エリア「非おしゃれ」部門担当、
ゴーシ先生です。
前回の、『牧のうどん』の記事はコチラ↓。
コメントのやり取りの中で、
読者の方に「何を注文していますか?」と質問したら、
「肉うどんにかしわめしがベースですが
最近は気分を変えて芋天。
ピークタイムを避け
時間に余裕のある時は雑炊です!」
「自分は、かしはめし&わかめスープです」。
雑炊は有名な裏メニューですが、
「わかめスープ」なんていう
裏メニューもあるんだ…。
しかし、ゴーシ先生は、
雑炊でさえ頼んだことはありません。
そこで、意を決して、
雑炊を食べに牧のうどんへ。
アドバイスどおり、
ピークタイムを避け、11:00に入店。
うどんであれば、
注文表に自ら書き入れるのですが、
雑炊は注文の仕方がわかりません。
おそるおそる、
でも、常連であるかのように
「雑炊ください」。
そうしたら定員さんが
(えっ、それだけでいいんですか?)
という顔で、「以上ですか??」。
「は、はい」。
ピークタイムだと
「お時間頂きますがよろしいですか?」
と聞かれるらしいのですが、
ガラガラの11:00では、
聞かれませんでした。
美味しいと評判の裏メニューとは言え、
所詮、雑炊なので、
うどんスープにご飯を入れ、
半熟溶き卵…くらいを想像していました。
運ばれてきたのは、
少し大きめのご飯茶碗に雑炊、
そしてたくわん2切れ。
予想よりも小さかったです。
でも、一口食べてビックリ。
スープは、普通のうどんスープではなく、
おそらく肉うどん用の少し甘辛いスープ。
これに、半熟溶き卵が絶妙に絡み合い、旨い!!
辛いものが好きなゴーシ先生は、
一味唐辛子をかけ、
定番のネギ盛にしていただきました。
雑炊の熱がネギに入り、いい感じに。
うむ、うまい!うまい!うまい!
炭治郎「あの、すいません…ご、ゴーシ先生」
うまい!
炭治郎「あ、それはもうすごくわかりました」
少食のゴーシ先生でも少し物足りない量。
普通のお客さんは、
うどんに加え、おにぎりとか、
かしわ飯を注文する感じで
雑炊を頼んでいるのでしょうね。
定員さんが
(えっ、それだけでいいんですか?)
という顔をした意味がわかりました。
さぁ、問題はお会計です。
裏メニューなので、値段が書かれていません。
「いくらなんだろう…」
「高かったらどうしよう…」
と思いながら、
レジに注文表を持っていくと、
「280円です」。
280円!
安っ!!
糸島に住んで11年半。
はじめて、
牧のうどんの雑炊を頂き、
これで本当の糸島人になれたような気がします。
皆さんも、是非、
勇気を出してご注文ください。
ライターNo.1 ゴーシ先生 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*++*+*+*+
佐藤剛史 Goshi SATO
作家。食育研究家。
九州大学大学院農学研究院助教。
1973年、大分県生まれ。農学博士。
年間の講演回数は100回を超える。
主宰する、社会人向け学びの場『大人塾』は
福岡市、北九州市、熊本市、
佐賀市、糸島市、長崎市、大阪市で開講され
これまでにのべ3000人が受講。
主な著書に
『ここ-食卓から始まる生教育-』(西日本新聞社)
『いのちをいただく』(西日本新聞社)
『すごい弁当力!』(PHP)
『食卓の力』(現代書林)など、いずれもベストセラー。
新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数。
TNC『ももち浜ストア 夕方版』レギュラー・コメンテーター。
http://goshisato1973.com