クリエイティブなエネルギーあふれる風子さんのお店『蛇の目うさぎ』
クリエイティブなエネルギーあふれる風子さんのお店『蛇の目うさぎ』
初春の令月にして
気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫ず
西暦730年春、大宰府で詠まれた
文学史上名高い「梅花の宴」の序文です。
【令和】はこの歌にちなみ名づけられたと
されています。
『コロナ禍の中、この香りで癒されてほしい。
落ち込みがちな気持ちを安らげていただけたら。』
令和にちなんだ匂い袋
(九州国立博物館でも販売中)
発案者でも有名な
『蛇の目うさぎ』オーナー
齋藤風子さんにお話をうかがいました。
※写真で風子さんが手にしているのは
シルクを梅染めしたオリジナルの匂い袋。
使用している
紐は山桜、藪椿、よもぎ、くさぎのみなど
万葉の植物で染められ古代の編み方「くみ編み」で編まれたもの
お店は小鳥居小路、天満宮の反対側入り口すぐ。
『大宰府の自然を使って
みなさんに喜んでいただけるものを。』
とおっしゃる風子さんは
友禅染の職人を20年勤めた後、
ご主人とお店を開かれました。
様々なアプローチで製品のプロデュースを
されています。
宝満山ヒキガエルを守る会に
積極的に参加し
『多くの人に知ってもらいたい。
わずか1cmのヒキガエルは10万匹以上とも
言われる数の卵を産みますが
約2.5.km先の山頂を目指して登頂。
1か月ほどかけてたどりつくのは
100~1000匹のみ。
命の不思議、尊さ、優しさ、厳しさ。
どの世代にもいろんなことを学んでもらえる。』
とおっしゃる風子さん。
店内は風子さんプロデュースの
商品がびっしり。
糸掛け曼荼羅のワークショップなども
開催しています。
地元の作家さんの素敵な商品もずらり。
松石恭子さんの手描きの曼荼羅アート
風子さんプロデュースのバッグは
太宰府市ふるさと納税返礼品にも
採用されています。
今年70歳になられる風子さんは
エネルギー溢れる
地元の有名プロデューサーでした。
jyanomeusagi.com
インスタはこちら↓
https://www.instagram.com/jyanomeusagi/?hl=ja
ライター:福岡デイズ編集長 tomonaga 美帆