ポークチャップが名物の老舗『角屋食堂』
福岡デイズ、糸島エリア「非おしゃれ」部門担当、
ゴーシ先生です。
糸島に住んで11年半。
糸島人として、
必ず、食べておかなければならないもの
がいくつかあります。
その一つが『牧のうどん』の裏メニュー、
「ぞうすい」。
これは先日、クリアー。
もう一つが『角屋食堂』の「ポークチャップ」。
ポークチャップとは、豚肉をソテーし、
ケチャップベースのソースで味付けしたものです。
角屋食堂は、
前原商店街の中央入口の角にあります。
創業は大正十年頃。
「頃」って。
ちなみに、大正10年とは、
が起きた年です。
店構えは、老舗の大衆食堂とか老舗の旅館の趣。
だけど、椅子が洋風だったり、
ショーケースに並べられた食品サンプルが洋食だったり、
お勘定場が円形カウンターだったり。
とはいえ、門司港のような
おしゃれなレトロ
という感じではありません。
日本家屋を改装して頑張って洋食店を作り、
その若干のミスマッチ感、
アンバランス感が、
3周以上回っていい感じに。
迷わずポークチャップ定食を注文。
大きめの鉄板にポークチャップ、
フライドポテト、スパゲッティ、
オクラのソテーがのせられて提供されます。
これにご飯、味噌汁、
おひたし、漬物がついて1000円。
豚肉は、予想以上に、
肉厚で柔らかいです。
それに、(おそらく)
デミグラスとケチャップとバターのソースがかけられ、
鉄板の上でジュージュー、
グツグツと煮立っています。
視覚、聴覚、嗅覚でもう100点。
豚肉も当然、美味しいのですが、
鉄板で焼かれたスパゲッティに、
ソースを絡めて、
白ごはんの上において食べるのが、
個人的には美味しすぎる。
その他、カツ丼も美味しいらしいし、
洋風丼なんていう想像もつかないメニューがあるし、
林ライスは漢字だし、
おじやも興味あるし。
加えて、角屋食堂の回転焼きは
マストらしい。
他のお客さんは、
食事後のデザートとして回転焼き注文してました。
それ以上に驚くのは、
回転焼きが炊飯ジャーから出てくること。
これ、再訪せねば。
ライターNo.1 ゴーシ先生 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*++*+*+*+
佐藤剛史 Goshi SATO
作家。食育研究家。
九州大学大学院農学研究院助教。
1973年、大分県生まれ。農学博士。
年間の講演回数は100回を超える。
主宰する、社会人向け学びの場『大人塾』は
福岡市、北九州市、熊本市、
佐賀市、糸島市、長崎市、大阪市で開講され
これまでにのべ3000人が受講。
主な著書に
『ここ-食卓から始まる生教育-』(西日本新聞社)
『いのちをいただく』(西日本新聞社)
『すごい弁当力!』(PHP)
『食卓の力』(現代書林)など、いずれもベストセラー。
新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数。
TNC『ももち浜ストア 夕方版』レギュラー・コメンテーター。
http://goshisato1973.com